よき夜を 2022.11.26 「おにぎり猫のものがたり」が本になりました

よき夜を 2022.11.26
「おにぎり猫のものがたり」が本になりました

今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
秋がそろそろバトンを次の季節に渡すようです。
冬とのお付き合いを始める準備を楽しめる一週間となりますよう。

今週はお知らせ第一の「よき夜を」です。
長らくお待たせいたしました「おにぎり猫のものがたり」第一巻
今週火曜日よりAmazonにて販売開始となりました。
書籍化するのに一年以上の時間をかけてしまいました。
第一巻のあとがきにも書きましたが
お待ち頂き応援頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。

各話のあとがきも入れて、思いのほか頁数が多くなりました。
昨日おとな美術部のzoom会で現物を見てもらいましたところ
「厚い」とびっくりして頂けました( ´艸｀)1.5cmほどでございますが。
背タイトルも大きめに致しましたので、書棚での存在感がございます。
私の棚には校正用に取り寄せたものとAmazonの完成品の二冊が並んでおります。
それなりに幅をとって「どや感」を醸し出しております。

本そのものは優しい色合いの装丁です。
表紙では小梅がほほえみ、裏表紙ではベンチに鳥がとまっております。
本の中身は、優しい部分と重たい部分がございます。
色々と考えて、伝わるだろうか？など思いつつ小さな仕掛けも入れてみました。
ウェブサイトでお読み頂いていた「おにぎり猫のものがたり」とはひと味違います。
「苦み」を足しております。
この苦みには、目をそらしたくなるところがあるかもしれませんが
向き合ってみると、実はあたたかさや強さを与えてくれるところもあると思います。
おにぎりを美味しくお召上がり頂いたあと
お茶の苦みで、おにぎりの味を深めて頂けましたら嬉しいです。

本に「苦み」が加わったわけは、色々とございます。
夏に母を看取ったことも影響しました。
あとがきにも少し書いておりますが、この漫画を描く直前に出会ったことばや
教会やNPO法人の影響も、とても大きかったです。
そのNPO法人のイベントに今週は出かけて来ました。
https://kibou20221123.peatix.com/
あまりにインパクトが強くて、私では言葉にまとめるのが難しいのですが
うつむくしかないような辛い現実の話もお聞きしました。
そんな現実をたくさん見てきている方々が、快活で明るく魅力的なことに
毎度ながらあらためて驚きつつ帰ってきました。
そういえば母をケアして頂いたホスピスの先生とスタッフの方々も、
不思議に明るい気配に満ちておられたと、思い出しています。
私もそのように弱さも強さもいい塩梅に自分を変容させられるだろうかと、
これは私の大きな課題です。

「おにぎり猫のものがたり」本編の更新がすっかり止まってしまっておりますが
第一巻の作業が手を離れましたので、徐々にものがたりを再開したいと存じます。
お付き合いくださいませ。

どなたさまも、よき夜を、よき一週間を。

クリックして頂けると励みになります♡

シェア頂けますと嬉しいです

「おにぎり猫のものがたり」第一巻販売中

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BLGC6LSL

ミケパンチからのお知らせなど

おにぎり猫のカレンダー2023好評販売中です

おかげさまでご好評を頂き、ありがとうございます。
今年は三種類からお選び頂けます。
①プラスチックスタンドつき
 ②カレンダーのみ
 ③木製スタンドつき
②の「カレンダーのみ」は毎年ご利用頂いている方むけです。
既にお手元にある木製スタンドをご活用頂けます。
①の「プラスチックスタンドつき」は、木製スタンドに立てていると
持ち運びしにくい事がありますので、使いやすさを考えて導入しました。
これは夏に母の病室で私が感じた事です。
病室へ行くたびに場所が変わってカードがばらばらになっていて
定位置に置いておくのが難しい場面もあるのだと学びました。
プラスチックスタンドはカレンダーを入れたまま収納ケースとしても使えます。
どこへでも連れて行けるおにぎり猫のカレンダー、ご活用くださいませ。