よき夜を 2023.01.21 共にいる
今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
来週は大寒波がやってくるとのこと。
もろもろ備えて、ぬくぬく穏やかに過ごせますよう。
今週は「おにぎり猫のものがたり」第二十九話を更新いたしました。
お読み頂き、誠にありがとうございます。
第二十八話から約半年の時間があいてしまいました。
原画をスキャンしてPCで加工してセリフを入れて…の作業手順に
新鮮さを感じてしまいました(つまり忘れていたわけです(/ω\)オハズカシイ)
原画を描いて作業をしていると、自分の深いところから力が湧いてきました。
これは今の私の大切な仕事なのだと改めて感じて、嬉しい事でした。
ペース遅めではございますが、こつこつと描いてまいります。
お付き合いくださいませ。
第二十九話は、お別れのお話でした。
おかかとこんぶのクラスを担当していた先生が、事情があって去ってゆく。
その前に小梅のおにぎりを食べに来るお話です。
大切な人が、愛する存在、愛する場所、愛する日常と別れて去ってゆく姿を
私がこの夏にそばに居て見せてもらったことが、このお話の元になっております。
母は私にこの贈り物も残してくれました。
去ってゆく側も残る側も、寂しさ悲しさの痛みを感じます。
私は今のところ残った側の経験しかありませんが
(そして残った側だからこうして言葉を書いていられるわけですが)
去った人が残した物や思い出が、しばらくは悲しみの元になりました。
母が遺した作品、母と出かけた場所、一緒に行っていたお店など
あらゆるものが寂しさ悲しさ辛さの元になりました。
それが懐かしい温かいものへと変わってきたのは
「母は一緒にいてくれたのだ」という思いが湧いた時でした。
共にいる、共にいた、このかけがえのなさは、日常ではなかなか気づけません。
相手の気に入らないところや自分の思い通りにしたいことなどが先に立って
一緒にいるのもいや、みたいなことになったりもします。
人間ですからごく普通のことです。
私ももちろん同じです。
母との関係がずっと良好で穏やかだったのではありません。
それだからこそ、共にいたことのかけがえのなさが
今の私を助ける大切なものになっています。
良いも悪いもひっくるめて、一緒に生きた、共にいた。
その記憶が、残された側をあたためて生きる力になります。
痛みに打ち倒されて、立ち止まったり縮んだり固まったりしても、
そこから立ち上がって新しい自分になって次の道を歩んでゆく。
その経験は誰かの力になるかもしれません。
生きてまいりましょう。
どなたさまも、よき夜を。
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