よき夜を 2023.07.14 夏祭り

よき夜を　2023.07.14　夏祭り

今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
今週も非常にお暑うございました。
九州方面では大変な雨で被害が出てしまいました。
TVというものを見なくなって久しいミケパンチですが
テキストで回ってくる情報だけでも充分に
誰かの痛みに心を向ける事は出来ます。
そうしつつ自分の日常を穏やかに朗らかに生きる事も出来ます。
心を騒がせる情報を遠ざけつつも静かに祈る。
そんなつながり方もありだと思います。
被害に遭われた方の穏やかな日常が戻る事を祈ります。

７月も半ばとなりまして
あちこちで夏祭りが催される時期となりました。
お祭りの類は好きなたちのミケパンチ
以前は祇園祭に張り切って浴衣を着て出かけておりました。
汗だくになって人混みの隙間から山鉾が動いてゆくのを見て
ハイテンションになったりしておりました。
今年は少しでも観に行けるといいなと思っております。
浴衣は…その時の気温で考えます(;´∀｀)

祇園祭のテーマ(？)は疫病退散
授与される粽には「蘇民将来之子孫也」と書かれています。
スサノオノミコトが旅の途中に宿を求めて
裕福な巨旦将来には断られ
貧しい蘇民将来には手厚くもてなされます。
スサノオノミコトが感謝のしるしに
蘇民将来之子孫也と書いて茅の輪を身につけておくと
疫病にやられない、というまじないを蘇民将来に授けた
こんなお話が元になっているとの事。
お金持ちの巨旦将来はその後、疫病にやられてしまった
という展開、こぶとり爺さんなどのお話にも通じます。
蘇民将来の一人勝ちです。
それにあやかって「蘇民将来之子孫也」と粽に貼って
家の軒先に掲げて疫病を除けようというわけです。

今の世で蘇民将来のようになるのは正直なところしんどいです。
巨旦将来は凄く残念な人みたいに描かれていますが
それなりに普通なのではという気もします。
私たちの中には蘇民将来と巨旦将来の両方がいるでしょう。
そもそも巨旦将来の財力があれば蘇民将来の仕事もやりやすい。
蘇民将来のようにハート全開な自分があっても良いですし
巨旦将来のように閉じている自分があっても良い。
色々ありな私をどうぞよろしくと粽を表に掲げて
笑ったり泣いたりしながら過ごせれば最高です。

どなたさまも、よき夜を、よき一週間を。

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◆今週の人さまのお言葉◆

自分の人生を立体にしたらどうか。きっと芸術作品のように麗しい人生なんてあり得ない。みな凸凹で少し汚れている。でも、それを今日も抱えて歩道橋の階段を上るのです。ならば胸を張って行こう。ただ一個の自分の人生だ。＜ザ＞

— 𝔾𝕆ℕ𝕋𝕀𝕋𝕀 𝕙𝕠𝕦𝕤𝕖𝕜𝕖𝕖𝕡𝕖𝕣 (@gontiti_house) July 10, 2023