よき夜を　2023.05.19　木星のおはなし

今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
五月の真夏日に見舞われた今週の私たち。
よく乗り越えました。私たちみんな、えらいです☆
週末はゆっくり出来ますよう。
お仕事の方は、お疲れさまです。お疲れの出ませんよう。
(Twitterのおやすみなさい投稿を流用してみました( ´艸｀)

今週は真夏日という試練もございましたが
西洋占星術方面では木星牡牛座入りという話題が盛り上がっておりました。
Twitterのトレンドにも登場していました。
世の中も変わったものです。ひと昔前ならばオカルト扱いの話題です。

ミケパンチにとって、まだ深堀りできていない世界ですが
依存するためのものではなく、自分の足で立つために使うのが占星術と
そのような認識でおります。

占星術の界隈では木星という星は、幸運の星と呼ばれています。
色々と拡げてくれるラッキーの星とのことです。
その星が星座を移動して世の中の雰囲気が変わると話題になっていました。

牡牛座の前の星座は、牡羊座です。私の太陽星座です。
(太陽星座：生まれた時に太陽がその星座の場所にある)
昨年の５月から今週16日まで、私は「12年に一度の大幸運期」と呼ばれる時期でした。
その大幸運期に、私は母を看取りました。
大切な愛しい家族を喪う事を、幸運と考える事が出来るでしょうか。
普通の価値観ではそうは考えられないでしょう。
幸運だと言い出したりすれば方々から石が飛んできそうです。
けれども申します。この一年間の私は、幸運に恵まれました。

人は生まれたからには必ず死を迎えます。もれなく全員です。
母を喪うのは、必ずやってくる事でした。(私が先に彼岸へ旅立てば別ですが)
母がどう感じていたのかは、判りません。電話して訊いてみる事も出来ません。
長く患う事なく、手厚い看護を受けられる場所で大切にされて、
疫病禍の中でも私が毎日会いに行くことが出来て、最期を看取れて。
全てが終わって振り返った時に、とても破格な出来事だったと判りました。
母にとっても、もしかすると幸運だったのではないかと思います。
私にとっては、母を看取る体験は、自分の至らなさに直面し、初めての体験に向きあい、
いのちを知り、思いがけない助けを得て、自分を塗り替える事になりました。
たくさんの知らなかった自分に出会いました。
昨年５月より以前の自分が、もはや”前世”のようにすら感じられます。

何をもって幸運といい、不運というのかは、そのことを体験する人に任されます。
起きる出来事は中立で、どんな意味を見出し生きる糧にするのかはその人次第です。
私は、自分は幸運だったと感じている、この確かな感覚を選びます。

母を喪った悲しみ苦しみ、様々な体験は、私に深い闇と強い光をくれました。
どちらも私の大切なものです。この先の私を生きさせる力となります。
大切な親を亡くしたことを、このように感じ語るのを
不謹慎と感じる方もあるでしょう。何と身勝手で冷たい子どもかと。
そのように受け取って頂いても、かまいません。
私の内面の事ですので、ほんとうのところが伝わるものではありません。
私は木星の恩恵を、ちゃんと受け取りました。
感謝し自分を褒め称えて、躓いたりしながらでも、この先も自分を歩んでゆきます。

どなたさまも、よき夜を、よき一週間を。

※「おにぎり猫のものがたり」に関しては、
木星がもたらす文字通りのラッキー☆な恩恵を頂きました。
応援頂く皆さまに深く深く感謝申し上げます。
どうぞひき続きお付き合いくださいませ。

◆本日の人さまのお言葉◆

うまくいかないことを、誰かや何かのせいにしているうちは、やっぱり幸せになれないんだろうなと思う。自分のせいにする、というのも違う。自責や自己憐憫は幸せを遠ざけるだけ。起きた事実から、何に気づけるか。どう解釈して、なにを学ぶか。結果を変えるためには、自分が変わるしかない。

— 大塚ミク (@MIKUPOP_STAR) May 6, 2023