よき夜を 2023.05.05 こどもとこども
今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
連休が終わりに近づいて満月の前日に
大きな災害の情報が入って驚きました。
SNSだけで知っている方々の安否を確認したく
ついタイムラインを追って、心臓ばくばくさせておりました。
どうぞこれ以上の事にならないよう祈るばかりです。
ミケパンチはほぼ日常を過ごしたこの連休期間でした。
通常運行しつつも、いつもよりは少しゆるめに過ごして
ごろんと横になって本を読んだりもしておりました。
読んだのはこちらです。
「ツバメの谷 上下 ランサム・サーガ 2」
https://www.iwanami.co.jp/book/b269647.html
https://www.iwanami.co.jp/book/b269648.html
先週末に図書館へ行った時に、ふと児童室の棚を見たところ
アーサー・ランサムの全集が揃っていました。
滅多にないことだったので、読みたくなり、こちらを借りました。
ランサム・サーガの主役は子どもたちです。
湖でヨットを乗り回し、キャンプをし、山に登り、少しは危ない目にもあい
その楽しい経験を大人たちが支えています。
大人たちは、子どもたちから「原住民」と呼ばれています。
原住民にも、素敵な原住民と、原住民らしい原住民がいます。
原住民らしい原住民は、私たちの世界でいう所のいわゆる「大人」です。
大人の世界の常識を子供たちの事情よりも優先する種族です。
素敵な原住民は、大人としての自分の事情を後回しにしてでも
子供たちの喜びを出来るだけかなえて自分たちも楽しむ種族です。
どちらの種族がほんとうに「大人」でしょうか。
私は後者のような気がいたします。
子どもと、子どもでいられる大人とでつくる世界は
子どもも大人も生きやすいように思います。
原住民らしい原住民になる罠に落ちないよう自分を戒めて
羽目を外して「ばかなこと」をしてみるのもよろしいかもしれません。
「ばかなこと」の定義が書き換わって自分が生まれ変わる
こどもの日をそんな日にしてみるのはいかがでしょう。
こどもになることで、より大人になれる
そんな体験が待っているかもしれません。
どなたさまも、よき夜を、よき一週間を。
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※今日の絵は「アマゾン号」のふたりに扮しているおかかとこんぶです。
「たまげたこまげた」「とんま」などとは言いそうにないふたりですが( ´艸`)
◆本日の人さまのお言葉◆
例えば、河原に行くとしますね。“大人“は「河原だな」と思うだけですよ。せいぜい「風が涼しくて気持ちいいな」とか「流水の音は心地いいな」とか、それくらいでしょう。
でも“子ども“は違うんですよ。わくわくしてる。なぜなら、「全部違う形の石が転がってるから」ね。— +M laboratory (@freakscafe) May 4, 2023
見慣れた慣れっこのものを見慣れた慣れっこのものとして受取って
「自分は知っている」の場所にどっかり座って
時々他者にマウントなんかかけたりして生きるのか
五感でたくさんの情報を受け取って心身をダイナミックに動かして
常に変化して不安定の波乗りをして生きるのか。
「イマ見ヨ イツ見ルモ」(柳宗悦)にも通じます。
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Amazonページの内容紹介文に力を入れました。
ここだけ読んで頂けるのも、嬉しいです。
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