よき夜を　2023.03.31　おにぎりロード

今日も一日、今週も一週間、お疲れさまでした。
大切な時間をお過ごしになられたことでしょう。
お気づきでしょうか。今日で３月が終了です。もう在庫はございません。
そして2022年度も今日で終了です。こちらも在庫はございません。
色々とございました2022年度。ミケパンチは感慨深いです。
明日からの日々が皆さまにとってそれぞれによき時間となりますよう。

ミケパンチは色々あったこの一年間でしたが
最後の最後になって、何とも大きなプレゼントを頂きました。

受賞を知ったのは火曜日のお昼前でした。
近くのスーパーに買い物に出て、買うものメモを見ようとメーラーを開いたら
「ネクパブPODアワード」受賞のお知らせ　とのメールが届いていました。
発表が翌日の29日だと何故か思いこんでいたので「え？！」となりながら
メールを開いたら

慎重かつ厳正なる審査をおこないました結果、
貴殿の作品が《グランプリ》に決定いたしましたのでご連絡申し上げます。

買い物どころではなくなり号泣しながら家へ帰り
号泣しながらTwitterなどにお知らせを書き込みました。

あとになって、発表は27日だったと知り
どうなってるのだ自分と、大反省(;’∀’)
ネクパブの皆様にはたいへん失礼をいたしました<(_ _)>

「おにぎり猫のものがたり」は、成り行きで始まった作品です。
成り行きのそもそもの始まりは、ネガティブな苦しい出来事でした。
とても深く愛していたコミュニティを去らざるを得ない事が起きて独りになり
心身ともボロボロの状態で、もがくようにnoteで一日一絵を始めました。
そこにdot.さんが話しかけてくれて、noteで多くの方とのつながりに恵まれ
一日一絵で「おにぎりアクション」に参加を始めて
最初の日に「物語になりそう」とパピコクレさんにコメントを頂いて、今に至ります。
noteでつながり、応援し励まして頂いた方々との出会いがなければ
物語は生まれず、本も刊行出来ていません。
ありきたりな言葉なのがもどかしいですが
皆さまに心から感謝申し上げます。

今日の絵には「おにぎり猫のものがたり」主要登場人物(ほぼ猫ですが)に
そろって貰いました。
このキャラクターたちも、ほぼ描きながら成り行きで生まれました。
小梅の家族がこんな具合だというのも、描きながら決まってゆきました。
私が育った家庭はこのようではなく、緊張感と抑圧感のある子ども時代でした。
(半世紀前に田舎で女性が離婚して一人で子供を育てるのがどれほど大変だったか…)
おにぎり一家のイメージを私がどこから得たのか、私にもわかりません。
これまでに出会って来た数々の創作物がイメージの源泉なのだと思います。
ほかのキャラクターも、ものがたりそのものも、同じだと思います。

私が「おにぎり猫のものがたり」を描く起点は何処だったのか時々考えます。
ボロボロの自分でも苦しくても生きるためにnoteに毎日投稿を始めた時でしょうか。
dot.さんに明るい場所へ引っ張り出して貰った時でしょうか。
おにぎりアクション参加初日にパピコクレさんからコメントを頂いた時でしょうか。
それとも、もっともっと前、たくさんの本を読んでいた時でしょうか。
答えはありません。
ただ全ての成り行きに感謝するばかりです。
第一巻のあとがきにも書いておりますが、
「おにぎり猫のものがたり」を描く自分に少し呆れながら
この先は出来れば鼻歌もうたいつつ、おにぎりロードを歩きたいと思います。
最後まで伴走頂けましたら、とても、嬉しいです。

どなたさまも、よき夜を、よき一週間を。

こちらの記事には最終審査期間中に頂いたレビューをまとめました。
レビューを頂きました皆様に改めて感謝申し上げます。
「おにぎり猫のものがたり」第一巻に頂いたレビュー

◆今週の歌◆
おにぎりロードをこれまで一緒に歩いて頂いた皆さま
これからも一緒に歩いてやるよと仰って頂く皆さま
おにぎり猫のものがたりを最近知ったよとの皆さま
たまたまこのページにお立ち寄り頂いた皆さま

ご一緒に乾杯くださいませ。ありがとうございます！