おにぎり猫のものがたり
このおにぎりを食べると
何故か元気が出て
楽しくなったりするのです
<ネクパブPODアワード2023グランプリ受賞>
2022年にネクパブ・オーサーズプレス(2023/11/1よりパブファンプレス)より発行された
個人出版書籍から選ぶアワードにて「おにぎり猫のものがたり」がグランプリを受賞
いたしました。制作の裏側についての記事はこちらです。
「おにぎり猫のものがたり」は、こんなお話です
公園の一角に、小さなおにぎりスタンドがあります。
やさしい目をした猫が、おにぎり屋を営んでいます。
おにぎりスタンドにやってくるお客さんは、お腹を空かせて、
心も少しすり減らしています。
ベンチに座っておにぎりを食べて、お腹と心の両方を満たして、
少し元気になって楽しくなって帰ってゆきます。
おにぎりは<うめ、おかか、こんぶ>の三種類
このおにぎりを食べると、何故か元気になったり、楽しくなったりするのです。
お客さまは、それぞれの事情を抱えて、小さなおにぎり店にやってきて
ベンチでおにぎりを食べて、それぞれの日常に帰ってゆきます。
小梅は今日もこつこつと、小さなおにぎり店でおにぎりを作って、
お客さまをお迎えします。
あなたもどうぞ、このベンチへおこしください。
おにぎりとお茶をととのえて、お待ち申し上げております。
「おにぎり猫のものがたり」書籍販売中
登場するひとびと(ほぼ猫)
- <ネクパブPODアワード2023グランプリ受賞>
- 「おにぎり猫のものがたり」は、こんなお話です
- 「おにぎり猫のものがたり」書籍販売中
- 登場するひとびと(ほぼ猫)
- それぞれのお話
- 第一話 公園のおにぎりスタンド
- 第二話 おにぎり猫の家族たち
- 第三話 地味なおにぎり
- 第四話 飢えた子 その①
- 第五話 飢えた子 その②
- 第六話 ネズミの神様
- 第七話 大きなおにぎり
- 第八話 商売敵
- 第九話 山の猫男
- 第十話 いつものお客さま
- 第十一話 小梅の手
- 第十二話 しずかなお客さま
- 第十三話 3つのおにぎり
- 第十四話 小梅とうつわ
- 第十五話 小梅の昔のおはなし① 蛍焼き
- 第十六話 お昼休み
- 第十七話 完璧なふたり
- 第十八話 ちいさなお客さま
- 第十九話 年に一度のお客さま
- 第二十話 食べてはいけない
- 第二十一話 小梅の昔のおはなし② あの子
- 第二十二話 絵を描く子
- 第二十三話 助ける子
- 第二十四話 おにぎりの休日
- 第二十五話 おにぎりの奇跡
- 第二十六話 三角のおにぎり
- 第二十七話 雨のお客さま
- 第二十八話 おにぎりがおいしいなんて
- 第二十九話 おかかちゃんこんぶちゃん
- 第三十話 小梅の昔のお話③ 震える手
- 第三十一話 小梅の親友
- 第三十二話 平気だよ
- 第三十三話 ベンチ
- 第三十四話 おにぎりの思い出
- 第三十五話 うつわの命
- 第三十六話 弟子入り志願
- スピンオフストーリー
- 「おにぎり猫のものがたり」まとめ読み購読サービス
- Amazonで書籍販売中
それぞれのお話
(第一話は無料でお読み頂けます)
第一話 公園のおにぎりスタンド
営業の外回り中にお腹が空いた社長さん。
公園のおにぎりスタンドが目に入ります。
おにぎりを食べると・・
第二話 おにぎり猫の家族たち
主人公「小梅」の家族と、おにぎりの先生「こごめ」が登場します。
小梅があたたかい存在に支えられている事を描きます。
第三話 地味なおにぎり
おにぎり店に来て「地味なおにぎりね!」とご不満そうなお客さま。
小梅のおにぎりを食べたところ・・・。
第四話 飢えた子 その①
小梅の店を木の陰からじっと見ている子ども。
小梅がその子におにぎりを持っていくと・・・。その②に続きます。
第五話 飢えた子 その②
おにぎりを食べている子どもをしかりつけて連れ帰ろうとするお父さん。
その様子を見て小梅は・・・。その①の続きです。
第六話 ネズミの神様
おにぎり猫のお店にネズミがやってきます。
とても大切な仕事をするために来てくれているのです。
第七話 大きなおにぎり
その日は朝からいつもと違ってお客さまが一人も来られない・・・。
そんな小梅のもとに意外なお客さまが。
第八話 商売敵
小梅の店を偵察に来るオシャレなおにぎり店の店長。
小梅のおにぎりを食べて・・・。
第九話 山の猫男
お店に休憩の札を出して大きな樹のそばに来た小梅。
切ない表情で樹を見上げる小梅の後ろに・・・。
第十話 いつものお客さま
いつもはおにぎりをお持ち帰りになる常連のお客さま。
今日は「ベンチで食べたいの」と仰います。
第十一話 小梅の手
おにぎりづくりに没頭する小梅の姿をスタンドの外からそっと見守るこごめ。
ふたりの間には親密な時間が流れます。
第十二話 しずかなお客さま
メニューを嬉しそうにご覧になるお客さま。
とても静かにおにぎりとベンチを堪能されます。
第十三話 3つのおにぎり
小梅の店に来た若者はおにぎりを選べません。
決められない自分を変えたくておにぎりを食べに来たのですが・・
第十四話 小梅とうつわ
小梅が使う”うつわ”に目をとめたお客さま。
目利きと褒められて、小梅は自分の子ども時代の話をします。
それを聞いたお客さまは・・・
第十五話 小梅の昔のおはなし① 蛍焼き
蛍焼きの皿を見て喜ぶ子供たち。
小梅は自分の子ども時代の事を語ります。
それを聞いた子供たちは・・・
第十六話 お昼休み
仕事に悩みを抱えている若い女性。
小梅におにぎり店を始めたきっかけを訊いて・・・。
第十七話 完璧なふたり
ふたりのお客さま。
そっくりな姿で言葉も動きも完璧に一致しているふたりが、
おにぎりを食べ始めると・・・。
第十八話 ちいさなお客さま
外から「おにぎりー」と大きな声が聞こえて小梅が見てみると
小さなこどもがいました。心配して来たお母さんはとても疲れた様子です。
第十九話 年に一度のお客さま
毎年12月の終わりに来られるお客さま。
とても重い仕事を担っている方です。
今年もおにぎりを食べにいらっしゃいました。
第二十話 食べてはいけない
おなかが空いた女性が小梅のおにぎり店を見つけます。
でも、おにぎりを食べてはいけないのです・・・。
第二十一話 小梅の昔のおはなし② あの子
大きな樹を見上げる山の猫男。そこへノリオが来ます。
山の猫男はこの樹の下に倒れていた「あの子」の話を語り始めます。
第二十二話 絵を描く子
小梅の娘「こんぶ」がスケッチブックを持ってお店にやってきます。
ベンチに座って樹を描き始めるのですが・・・。
第二十三話 助ける子
小梅が不在のおにぎりスタンドにお客さまが。
おかかは「わたしがやります」と言ってひとりでスタンドに入ります。
第二十四話 おにぎりの休日
おにぎりスタンドにやんごとなき方が来られます。
ひとりでベンチでおにぎりを食べて、答えを見つけたいと仰います。
第二十五話 おにぎりの奇跡
おにぎりスタンドにやんごとなき方が来られます。
ひとりでベンチでおにぎりを食べて、答えを見つけたいと仰います。
第二十六話 三角のおにぎり
小梅の店にやってきた二人連れ。
ひとりが「おにぎりは丸いものだ!」と
ゴネますが・・・。
第二十七話 雨のお客さま
雨に降りこめられた小梅の店へ、ネズミ神の長老と山の猫男が来ます。
不穏を察知して小梅を守りに来たようです。そこに怪しい声が・・。
第二十八話 おにぎりがおいしいなんて
悲しみに暮れて打ちひしがれたひとがベンチに座り込みます。
小梅が運んで来たおにぎりを食べたそのひとは・・・。
第二十九話 おかかちゃんこんぶちゃん
小梅の娘たち、おかかとこんぶの先生が来店します。
ベンチでおにぎりを食べ、鳥と分かち合い、何かを決心して帰って行きます。
先生の行く先は…。
第三十話 小梅の昔のお話③ 震える手
慕っていた先生が去り、嘆き悲しむおかかとこんぶ。
すがりついて泣くふたりをなぐさめながら
小梅は自分の子ども時代の別れを思い出します。
第三十一話 小梅の親友
小梅が蛍焼きのうつわを買ったうつわやの店主
シオリがおにぎりを食べに来ます。
小梅の事を知りたくて来たシオリはおにぎりを食べて
小梅が内に秘めている苦悩を悟ります。
第三十二話 平気だよ
小梅の店に来た父親と子ども。
父親は子どもを厳しく育てている様子です。
子どもは「平気だよ」と言いますが
父親が立ち去りおにぎりを食べて…。
第三十三話 ベンチ
山の猫男が小梅の店にうつわを持ってきます。
おにぎりを食べながら、ベンチが出来た時のことを回想します
第三十四話 おにぎりの思い出
ひとりで小梅の店にやってきた老いた女性。
記憶が混乱するなか、おにぎりの大切な思い出がよみがえります。
第三十五話 うつわの命
小梅の親友シオリが来店し、うつわの話題に。
店で使ううつわの理由について、小梅が子供時代の話を語ります。
第三十六話 弟子入り志願
おにぎりを食べに来た青年は何かを決心している様子。
お茶をいれに来た小梅に「弟子にしてください!」と迫りますが…
スピンオフストーリー
おにぎり屋を始めたこごめという名の娘のおはなし
小梅におにぎりつくりを教えた師匠「こごめ」が若い時におにぎりに出会い、
自分の人生を作ってゆくお話です。
おにぎりアクション2021にこの物語で参加しました。
山の民となった一族のお話
その昔、小さな集落に暮らしていた一族。オニ族と呼ばれ、嫌われながらも、
他者に優しく朗らかに暮らしていた彼らの元に、ある日、商人がやってきて…。
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