ヌートリアランド建設計画

ヌートリアランド建設計画

地元メディアにひっそりと載っていた記事によると、京都滋賀両県の協同事業として、琵琶湖畔に「ヌートリアランド」なるテーマパークを建設する計画が持ち上がっているとの事。

京都では数年前から鴨川にヌートリアが増え始め、その扱いに頭を悩ませていたが、「駆除するくらいなら活用してはどうか」という意見が市民から持ち上がり、①食用にして京都の新しい名産品として売り出す ②毛皮をとり西陣の技術を活用して新しい織物産業を興す ③捕獲して調教しヌートリアのテーマパークを作る という三つの案が浮上した。このうち、①と②の案は捕鯨に反対する文化を持つ欧米の観光客から嫌われかねず、京都のイメージを損なう、との観点から見送られ、③の案を前向きに検討を始めたという。

この一連の動きを聞きつけた滋賀県から「わが県でも新たな観光事業の開拓を考えており、是非場所を提供したい」との申し出があった。「京都は外来生物の駆除にかかる費用を節約でき、滋賀は観光産業を発展させ、ヌートリアは命拾いできる。京都よし、滋賀よし、ヌートリアよし、と、”三方よし”、近江商人の理念にもかなったこの事業、必ずヒットするに違いない」とお得意のネタを披露し、琵琶湖畔に温泉も備えた一大テーマパークを建設する事業計画を京都府に提案、京都府でもこれを受け入れ本格的に事業がスタートすることとなった。

※図はテーマパークの公式キャラクター「ヌーちゃん」

「温泉に入るのはカピバラではないのか」という若手職員の控えめな意見は黙殺され、幹部職員によるイケイケの事業計画は順調に進行中との事。早ければ来年度にも守山市のショッピングモールあとに建設が始まる予定。

滋賀県民としては「あの場所にまた動物関係のテーマパークはいかがなものか」と一抹の不安は残るものの、滋賀の新たな目玉スポットとして発展できるよう期待したい。

※注)本日は4月1日です。